2019年末に世界中がコロナ禍におそわれました。当校もその例外ではなく、対⾯授業の中⽌、オンライン授業の実施、そして沈静化に伴う対⾯授業の再開と様々な対応を求められました。その補習校のコロナ禍の最前線で陣頭指揮をとった当時の運営委員⻑である⽊⼾さんと上江洲さんにお話を伺います。補習校でのコロナ禍の初動対応司会世間が騒然とし始めた時に、運営委員⻑になられたわけですが、当時の様⼦を教えて下さい。⽊⼾ちょうど前委員から対⾯での引き継ぎをはじめた時期でした。オンラインへの移⾏について議論を開始したところでしたが、結論を出す前に、借⽤校の閉鎖が決まってしまい、否応なく対⾯授業の停⽌に追い込まれました。司会いきなり⼤変な状況に放り込まれてしまいましたね。初動対応として実施したことを教えて下さい。⽊⼾対⾯で会えない中、まずは運営委員会をオンラインで実施することが課題となりました。運営委員の中でもオンライン会議の経験者が少なかったため、アカウントの作成から使い⽅まで、わかる⼈が教えるという作業がまず⼊りました。司会なるほど、そこからだったんですね。その状況からオンライン授業開始に⾄るまでの道のりを教えて下さい。⽊⼾運営委員の次は先⽣⽅です。先⽣⽅の中には現地校で教鞭をとりオンライン経験のある⽅もいましたが、パソコンの使⽤に不慣れな⽅もいらっしゃいました。先⽣向けの説明会と必要に応じての個別の説明を実施しました。
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