オンライン会議の経験のない⽅に、オンライン会議や電話で説明するというのが難しかったですし、聞く⽅も⼤変だったと思います。逆に⽣徒と保護者については、対象⼈数が多い反⾯、⽣徒が現地校でオンライン授業を受けているのであまり⼼配ではありませんでした。保護者については、慣れていらっしゃらない⽅ももちろんいましたが、⽣徒が教えてくれるだろうという⾒込みがありました。本当はもっと早くオンライン授業を開始したかったのですが、あらゆることをオンラインに切り替えなければならず、時間がかかってしまい、開始ができたのは夏休みあけでした。オンライン授業開始後の対応司会無事に夏休みあけにオンライン授業が開始となった後は、どのようなことが⼤変でしたか?⽊⼾準備も⼤変でしたが、全てオンラインで完結するわけではなく、教科書の配布などの対⾯でせざるを得ないことへの対応も⼤変でした。社会的にも対⾯に舵をきっていなかったので、安全⾯に⾮常に気をつかいました。ドライブスルー形式で配ったのですが、アジアンヘイトの懸念も考慮し、誘導する紙に⽇本語を書かないなど神経を使いました。幸いなことに、公衆衛⽣の専⾨家が運営委員にいたので、助かりました。⽗⺟総会の開催をオンラインでするのも議論がありましたね。数⼗名参加する会議をオンラインで実施ということが現実的ではないという意⾒もあり、苦悩しました。今となっては⾃然なことも、初めてのことが多かったので、何事も「オンラインでできる!」という機運を作ることが最初のチャレンジでした。ただ、⼀度⽅向性が決まれば、9名の運営委員が、それぞれの得意分野を活かし、詳細な計画を作り上げてくれ、本当に助かりました。翌年度に向けての準備開始司会オンラインやリモートというのも今ほどは浸透していなかったので⼤変でしたよね。そんな中であっという間に翌年の引き継ぎをする時期になりましたね。⽊⼾そうですね。対⾯授業の開始はすぐにはできなさそうでしたが、品薄な消毒液を調達したり、⼊退館のためのカメラを購⼊するなどこつこつと準備は進めておきました。今まで対⾯で実施していた運営委員選出もオンラインアミダくじを探したり、苦労が耐えませんでしたね。
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