海外移住で自分の人生を生きる

まずは自己紹介から。私は、2013年よりアメリカの東海岸にあるノースカロライナ州に家族と共に移住し、現在は、現地のIT企業に勤めている。元々激務の外資系のコンサルティング会社に務めており、仕事中心の生活を送っていたが、30歳になった頃に「一度きりの人生なのだから、日本だけにずっと住み続けるよりも、他の国に住んだ経験がある方が、より豊かな人生になるのではないか」と考え、家族でアメリカに移住する道を模索し始めることになる。紆余曲折をへながら、思い立ってから8年位した2013年に、ようやくアメリカのノースカロライナ州に家族共々移住することができた。

こちらでの生活は、良いところもあれば、悪いところもあるし、当初の想定の範囲内のこともあれば、想定外のことも勿論あるが、総じて「移住経験を通してより豊かな人生を送る」という目標を達成できている。が、最近感じるのは、今の生活から感じる充実感や幸福感というのは、「日本ではできない経験」をしていることだけからくるものではない、ということだ。より大きな収穫は何かを考えるに、「自分はこのアメリカ移住を通して、”自分の人生”を生きているという強い実感をえていること」、それにつきると最近思う。

家族でアメリカに移住するという決断を自分でして、自分の決断が正しいものになるように努力を重ねて、大変な思いも沢山してきた。が、結果としては、日本に住んでいる時より大きな自由を手にして、誰かがお膳立てしたわけではない「自分の人生」を歩んでいるなぁ、と感じることが最近多い。世の常識や人の意見に左右されない、自分の決断と実行の積み重ねとしての”自分の人生”感を日々の生活から感じることができるのは、とても幸せなことだと思う。

アメリカで生活や仕事をしてみると、日本人の強みを感じることが非常に多い。その反面、伝統的な日本の大企業には驚くべき能力を持った人が沢山いるが、組織に埋没してしまいその能力を生かしきれていない人が多い。今は在米日本人は40万人ほどしかいないみたいだが、もっと多くの日本の方が活躍できると思う。海外移住というのは、「興味はあるけど、すごく大変そう」と感じている人が多いと思うが、具体的なイメージまで持っている人というのは少ないだろう。なので、本ブログでは、そういう方々により具体的なイメージをもって頂くために、私の「アメリカ移住生活」のあれやこれやを紹介していきたい。皆様の海外移住に関わる決断、意思決定をサポートし、ここで提供する情報を自らの移住に役立て、自由に自分の人生を生きる方がより増えたら、こんなに嬉しいことはない。

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